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自作での関西弁の使用について

自作での関西弁の使用に関する現時点での考え方について、雑記の改稿です。

自作のアンドレアとシモーネのシリーズでは、現在のところ、登場人物の話し言葉に便宜上、筆者が唯一扱える方言である関西弁をあてています。アンドレアが都会―地方コンプレックスを強く持った登場人物であって、そのような人物が日常的に”標準語”を話していたのでは妙であるためです。また、今後シモーネとアンドレアの関係が進展するなかでも、地方の”地元”と”地元”を出た先としての都会(少なくとも地方都市)との対比は避けられない要素であると考えています。

ただし、これはあくまで便宜上のものであり、この表現によって実際の現地の方に対して偏見を生み出しかねないことについては何の言い訳のしようもなく大変申し訳ありません。

さらに、関西弁は日本の方言の中でも理解されやすく、他地域においても”矯正”することなく使うことができるメジャーな方言であり、方言の中ではそれ自体にある種の権力性のようなものを伴っていることについても認識していますが、現時点では筆者が唯一扱える方言として便宜上用いています。


この表現の採用が適切かについては、今後のお話の進行とともに都度検討し直します。


2022年2月22日

交喙かり|Iska


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